フィットハイブリッドの購入は新車？中古車？中古相場から考える

フィットハイブリッドの購入は新車？中古車？中古相場から考える

フィットハイブリッドの購入を考えるとき「新車にするか？中古車にするか？」で悩む方も多いのではないでしょうか。

実際どっちがいいとは一概には言えませんが、フィットハイブリッドの新車価格と中古相場をしっかり理解し、どちらが自分にとってお得なのか？を知っておく必要があるでしょう。

ここでは、新車を選ぶか中古車を選ぶかを中古相場から考えてみたいと思います。

 

下取りは一括査定サイトを使うのがいい！

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これは絶対におさえておかないといけない法則。

いろいろ調べてみるとディーラーでは30万円の下取りが、
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◆フィットハイブリッド新車の価格帯

フィットハイブリッドの新車価格は１６９万円から２３６万円となっています。

 

ご存知のように、トヨタ、ホンダ、日産の3メーカーの低燃費性能競争は大変熾烈な争いとなっており、特にハイブリッド車はフルモデルチェンジだけでなく、マイナーチェンジの時にもどんどん低燃費化されています。

今現在で、一番良い性能のものを享受できるというのが新車購入におけるメリットの一つです。

 

また、「現物引渡し」の中古車と異なり、値引きが存在します。

以前、顧客の一部からの批判でワンプライス販売が謳われたこともありましたが、実際には年度末や決算期を中心に大きな値引きが存在することも事実です。

 

◆フィットハイブリッド中古車相場

フィットハイブリッドの中古車価格は、使用状況、走行距離、経歴などにより当然大きく変わります。

特別なオプションを装着したものは、新車の価格を超えるものなどもありますが、おおむね１２０万円～１８０万円の場合が多いようです。

 

最近は走行距離や購入年数に応じて保証をする中古車販売店もありますが「現物引渡し」が基本原則です。

そのため、いかに状態がよく価格の安い車に出会えるか「運命」的な要素も必要です。

 

◆フィットハイブリッド中古車購入で考慮すべき点

フィットハイブリッドの中古車を購入する場合は駆動用バッテリーの状態や寿命を確認することが重要になります。

 

ただ、中古車市場で購入者が駆動用バッテリーの劣化状況を知ることは容易ではありません。

本来、計器等を使用して数値化すべきものを「人気車」「美品」「お買い得車」という宣伝文句では判断できません。

 

ところで、ハイブリッドシステムは複雑な制御システムを採用しており、(めったに聞きませんが)故障の場合は高い修理費が発生するリスクを内在しています。

このため、メーカーは故障のための補償制度を設けたりしていますが、中古車ではこの期間を経過していたり、走行距離を過ぎてしまっている可能性があります。

 

メーカーは駆動用バッテリーの寿命を具体的には示していませんが、ハイブリッドシステムに対する補償を「5年以内または10万キロ走行以内」のどちらかとしています。

これを駆動用バッテリーの品質基準として見極めていくことが重要だと思います。

 

◆フィットハイブリッド中古車購入決定で大切なポイント

中古車購入のポイント

「値引き交渉するのが苦手」という方には、現物引渡の中古車が有利であるかもしれません。

ただ、中古車の場合でも、まだまだ車両本体価格は高いといえます。

 

ハイブリッド車の購入は環境面で社会貢献ができるにせよ、個人が受ける一番の恩恵はやはりガソリン代の価格相殺でしょう。

ですから、経済性に重点を置いて購入する立場では、長く乗って元を取る新車にするか、もともと車両本体価格の低い中古車にするかを十分に検討すべき言えます。

 

ハイブリッド車はシステムが複雑なものですから、メンテナンスに係る費用がガソリン車に比べて高価なものになってしまいます。

駆動用バッテリーの交換は30万円以上と言われており、中古車で購入する場合には、万が一の駆動用バッテリー交換費用30万円という金額をどのようにリスクヘッジできるかということも大事になります。

 

中古車はバッテリー交換前提に購入検討しないといけない？

私がフィットハイブリッドを購入する際、ディーラーにバッテリーの交換費用についてたずねたことがあります。

このとき営業担当のセールスは、少し困った顔をしながら「(フィットハイブリッドよりも前にデビューした)インサイトがデビューしてから1台も交換した車両はありませんので、正直わかりません。」という回答でした。

 

ハイブリッド車が世に出て、複数メーカーで製造されるようになってから20年近くになります。それだけの時間の中で交換の実績がないというのは、ハイブリッドシステムが駆動用バッテリーを含め高い完成度を達成しているといえます。

またそれと同時に、高い完成度故、駆動用バッテリーの寿命は車の寿命と言えるのかもしれません。

 

駆動用バッテリーの放充電のタイミングは、その燃費を確保しつつ、長寿命が達成できるよう、最適なプログラムがされています。

したがって、平均的な使用をしているのであれば、心配する必要はないのかもしれません。

 

新車でもない中古車でもないという選択肢

新車でもない中古車でもないという選択肢って何？といった感じですが、それがいわゆる「登録車」「新古車」と言われるものです。

 

ディーラーは、ある一定数のロッドを売却することで、メーカーから報奨金が貰えたり、安く購入できたりするようになります。

そのため、決算期やある一定の時期に、売却する相手やオプション、グレードが特定できていなくても一括して大量購入する場合があります。

このときに登録される車が「新古車」で、一般には新車に比べ安く購入できる場合が多いのです。

 

購入する立場からは、デメリットとして

「好きなカラー、グレードが選べない」
「タイミングよく新古車が出ない(人気車は特に出ない)」

等がありますが、基本的には新車と同じと言ってよいでしょう。

自分の気に入った車にタイミングよく会えるかという、運命的なものが必要な要素になりそうです。

 

◆まとめ

ハイブリッド車の購入を検討する方は、多少なりとも経済性に魅力を感じている方だと思います。

ですから「新車で購入し、大切に長く乗る」といった使い方がよいのではないかと思われます。

 

色々な計算方法があると思いますが、多くの場合、１０年以上所有するケースや、１０万キロ以上走行する場合には、ガソリン車よりもハイブリッド車のほうが有利だといわれています。

また、それだけの長い期間を様々な経歴を持つ中古車で乗り続けるのは、いかに日本車の品質、技術力が高くても故障のリスクは高まるといっていいでしょう。

 

「大切に愛車と長く付き合いたい」そういった価値観の方は新車を購入したほうがお得だと言えるでしょう。